今日はダイエットについてではなく、20代の起業について僕が思うことについて書いていこうと思います。
全く大したことではないし、まだ起業なんて言葉に追いついていない気もするけど、僕の事業にお金を払ってくださるお客様がいるので「起業してます」と胸を張って言いたいと思います。
20代でこれから起業しようかな?と思っている人のために、必要なことやしておいたほうがいい準備について書いていきますので、参考にしてみてください。
そもそも”起業”とは?
きぎょう【起業】
( 名 ) スル
新しく事業を始めること。
出典:大辞林第3版
起業してすぐに仕事はあるの?
なんとか20代独身がひとり暮らしで生活していけるぐらいの量は、お仕事を頂けています。
僕の場合は会社に所属していた時のお客様とご縁があったため、今でもその流れでお仕事をいただいてますが、お客様の見込みゼロで起業しようとしている人は、ある程度の貯蓄(2ヶ月収入0円でも大丈夫なぐらい?)はしておいたほうが良いと思います。
集客の準備はしておいたほうがいい
今さらですが会社に所属しているうちに集客のための準備をしておけばよかったなーと切実に思います。
実際、自分一人で仕事をしていこうとすると
- お金(売上・経費)の管理
- 集客に必要な備品(チラシやリーフレット)の作成
- ホームページやブログの作成
- ブログ記事の更新
- 問い合わせの対応
- 各種届出
- 請求書の作成
- 領収書の発行
- 新規営業活動
- 機材のメンテナンス
- 備品の清掃
などなど全部一人でやらないといけません。
特に集客は事業をしていく上で必須ですよね。
僕のオススメはブログやアプリなどによるオウンドメディアの構築なんですが、これは時間とお金が少々かかります。(僕は起業してからスタートしたので、苦労してます汗)
この集客の準備は、会社に所属している間にやっておいたほうが絶対いいです。
パーソナルトレーナーや個人事業主がオウンドメディアを構築して、起業前に集客の準備をする具体的な方法についてはこちらの記事(無所属、お一人様パーソナルトレーナーが集客するためにやったこと。)で解説しています。
あなたが独身でひとり暮らしなら、これに加えて日々の家事や雑務がのしかかってきます。
とにかく時間がなくなってしまうので、集客については起業前にある程度の準備をしておくことで不安が少なくスタートできると思います。
思ったより信頼してもらえない
20代が起業しようとすると信頼を得るのが難しいなーと感じました。
今でも感じています。
例えば「歴20年マッサージ師」と「歴5年マッサージ師」では、前者の方が信頼度が高くなりがちです。
もしかしたら前者よりも後者の方が施術している人数は多く、技術も上かもしれないのに。
僕も含め、人の体に触る仕事というのは経験が重視されますが経験年数と経験人数は比例しません。
若くても人気があれば、人数やセッション数、施術数が増えるからです。
ですがキャッチフレーズだけ見て「歴20年のマッサージ師」の方を選択されてしまうことが多いのかなー、と感じています。
現在、会社の看板を背負って仕事をしている人がほとんどだと思いますが、起業すれば看板はなくなります。
その分責任やストレスは減りますが、逆に会社に借りていた信頼はなくなります。
僕で言えば「〇〇社の鬼頭さん」から、ただの「鬼頭」になるわけです。
そうび
E:ひのきのぼう
E:ぬののふく
E:なべのふた
ぐらい弱い装備で、この社会というダンジョンを生き抜いていかなければなりません。
特に20代の人は、あなたが20代という理由だけで仕事が断られることもあると覚悟しておきましょう。
人の話を聞いたほうがいい
前述したように、20代の僕たちには信頼がありません。
でも逆に考えたらこれは差別化できるチャンスです。
20代に信頼できる人が少ないなら、その数少ない人になれるように努力したらいいんだ。と僕は考えています。
「20代だから信頼できない」が「20代なのに(若いのに)信頼できる」に変われば、逆にとても強みになりますよね。
そんなに簡単なことではないですが、そうなれるように努力しましょう。
僕が意識して努力していることは人の話を聞くということ。
当たり前のように思いますけど、できていない人多いです。僕の周りの20代は。
例えば接客業なら
・お客様は何を求めているのか
・どんなことをアピールしているのか
・どんな言葉を待っているのか
・どんなタイミングで声をかけて欲しいのか
・何を目標にしているのか
具体的には
聞く9割、話す1割の気持ちで接することを意識しています。
はっきり言いますが、誰もあなたの話など聞きたくありません。
興味ないです。
接客業に限った話で申し訳ないですが、相手の話がありきで自分の話をしましょう。
むしろ「勉強させてもらいます」という気持ちで話を聞いて、自分の思いを返すことで
「あ、この人はちゃんと話を聞ける人だな。若いのにしっかりしているな。」と思ってもらえると思います。
時間の管理をしたほうがいい
起業をして会社を辞めると、出勤時間がありません。
なので、何時に起きて何時から仕事をするのか?をあなた自身が決めなければいけません。
「え?じゃあいつまでも寝ててもいいってこと?」
「最高じゃん!ヒャッホーぅ!!」
って思うかもしれませんが、ダメです。(僕は思ってました笑)
そもそもいつまでも寝てたら仕事ができませんよね。起業したらあなたがルールを決めてあなたをコントロールしていかなければいけません。
20代はまだまだ遊びたい!と思っている人も多いと思いますが、起業するならきちんと始業時間や終業時間を決めておいた方がいいと思います。(個人事業だとしても)
20代で起業する強みは?
僕は今27歳ですが、世の中には僕よりも優れた人はたくさんいますし優れたサービスもたくさんあると思っています。
じゃあ20代で起業した僕の強みはなんなのか?
「体力」でしょう!
僕が筋トレしているからというわけではなく、単純に20代は社会人として過ごす中で一番体力のある時期だと思います。
だからこそ頑張れることってあると思います。
20代でまだ体力があるから、徹夜で作業できたり、休みなく働き続けても倒れるわけじゃない。(身体が弱い人は脳をフル活用)
ともあれ、それぐらいの気持ちで頑張れるのが20代ならではの強みかなーと僕は思っています。
ストレスから解放されたよ
僕はものすごくストレスが減りました。というかほぼ無くなりました。
会社に所属していた頃は、毎日毎日上司からの連絡に怯え、携帯の着信音が鳴るたびに「ビクっ!」っと体が反応してしまうぐらいストレスを感じていました。
お客様との時間だけが僕の支えになっていて、休みの日も
「何かできていないことはないか?」
「休み明けで何かトラブルが起きていたらどうしよう」
とか考えながら過ごしていました。
本当に辛くて、何度も寝ようとしても眠れないまま朝を迎えたことがありました。
それが今では無くなりました。
今でももちろん「仕事が増えないなぁ」とか「初めてのお客さんとの仕事、緊張するなぁ」とか悩むこともありますが、全然ストレスだとは思いません。
むしろ楽しいです。
自分の人生を生きているって感覚がダイレクトに感じられるようになったのは、なんとも言えない感覚です。
もしあなたがストレスにまみれた生活を送っていて起業することを迷っているのなら、一歩踏み出してみることをおすすめします。
(失敗しても死ぬことはないんだし)
応援してもらえるよ
あなたが今までの人生をまっとうに生きてきたのなら、周りの人に応援してもらえます。
でも、悪口とかネガティブなことも言われます。
とにかく色んなことを色んな人に言われると思いますけど、基本的にポジティブな意見しか聞かなくていいと思います。
僕も色んなこと言われて、正直傷ついたりしました。
「何それ?やめといたほうがいいと思うけど。」
「へー。うまくいくといいけど。厳しいと思うなあ。」
「ちゃんとした会社に就職したほうがいいよ。」
「そんなんで結婚できるわけ?」
とか。
今自分で書いてても心にグサッくるようなことたくさん言われました笑
ネガティブな言葉のほうが心に残ってしまいがちですけど、同じぐらい応援してくれる人もいます。何より、あなたが始めた事業
きぎょう【起業】
( 名 ) スル
新しく事業を始めること。
出典:大辞林第3版
にお金を払ってくれる(価値を感じている)人がいるということを支えに、頑張っていきましょう。
(自分自身へのメッセージでもあります。)
最後に
成功する人と、そうでない人の違いは
「間に合ったか」「間に合わなかったか」の違いだけ。
僕の尊敬する起業家の方のお言葉です。
人間というのは、誰しもが”幸せになりたい”という願望を持っている。
そして”幸せ”というゴールに向かって歩を進めている。
全員向かう先は一緒。ベクトルは同じ。
生きている間にゴールにたどり着けたかどうか?が成功者とそうでない人の違いだ。
人間の平均寿命が200歳なら、成功者はもっと多いはずだ。
みたいなことをおっしゃっていました。(はっきり覚えてないんかい!)
でもすごく腑に落ちました。
自分が生きている間に、自分の望むべく成果を手に入れることが「成功」なのかなって。
だからこそ僕は20代で起業した人、起業しようとしている人を応援します!
自分も含め、20代の起業にはいろんな壁や辛いこともあるかもしれません。いや必ず辛いことはあるんだと思います。
でも踏ん張って、這いつくばってでも進んでいきましょう。僕は負けません。
自分の弱い心に勝ち続けていきたいと思います。
まだまだ3ヶ月なんで頑張ります!ではまた!
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