【運動が続かない人必見】なぜ継続しないと効果がないのか?

運動は継続

こんにちは!

名古屋でパーソナルトレーナーとして活動しています、鬼頭です。

 

夏に向けて運動し始めたよ!なんて声をたくさん聞くようになりました。

さて、そんなみなさん。

『まだ続いてますか?』笑

スタートして何日経ちました?

3日?

1週間??

1ヶ月???

何日だろうと、続いていれば素晴らしいです!

でも逆に「そういえば最近サボってるな〜」と思っているあなた。

今日はそんなあなたが運動を続けられるように「運動を継続することができない原因」を徹底解説します。

まずは運動を継続することの重要性を理解することから始めましょう!

運動が続かないのは「よく分からない」から

?

運動を続けることが難しい1番の理由が、「よく分からないから」だと思います。

僕のようにトレーナーでもない限り、運動のことを勉強することなんてないですよね。

体育の授業ぐらいでしょうけど、体育の座学なんて記憶にないですよね。笑

体育大学とか出身の人は多少かじっているかもしれませんが、多くの人は運動ってなんですか?と聞かれたら

「走ったり、泳いだりすること?」

ぐらいの答えしか出てこないと思います。

ゴールまでの道のりが分からない

あなたが運動することによって、たどり着きたいのはどんなゴールでしょうか?

どんな結果が欲しいですか?

このブログに来てくれる多くの人は「ダイエット」目的で運動を始めていると思います。(まだ運動してない人もいるかもしれないけど笑)

ということは痩せるために運動するわけですが、どんな運動をどれぐらいやればゴールにたどり着きますか?

週に何回、どんな運動をすると最短ルートでゴールできますか?

「よく分からない」ですよね。笑

でもそれは全然恥ずかしいことではなくて、当たり前です。

だって勉強してないんだから。

ただ、ゴールまでの道のりが分からないレースはありませんよね。

ゴールまでの乗り物や地図がないのに、スタートをしてしまえば、道に迷って立ち止まってしまうのが普通じゃないですか?

ダイエットも一緒です。

それなのに、いざダイエットのことになると何も持たずに走り出す人がたくさんいます。笑

ちゃんと準備してからスタートすることで、運動を継続することはもっと簡単になるはずです。

運動の種類

運動には大きく分けて3つの種類があります。

  1. 有酸素運動
  2. 筋力トレーニング(レジスタンストレーニング)
  3. ストレッチ

ダイエットをゴールにしているのであれば、主に1と2を行うと効率がいいです。

そして脂肪燃焼をしたい人は2の筋トレがかなり有効なので、ぜひ取り入れてください。

参考記事:脂肪燃焼したい人が絶対に筋トレすべき4つの理由

運動の頻度

運動の頻度は、最低でも週に2回。

理想は週に3回ほど運動する機会を作るといいでしょう。

例えば筋トレでいうと、筋肉の回復する期間にさらにトレーニングすることはNGです。

48時間〜72時間ほどの休養を取ったほうが、筋肉の成長には効率が良いとされていますので、やりすぎは禁物です。

土日がお休みの方であれば

■土曜or日曜

筋トレ+有酸素運動

■水曜日

有酸素運動+ストレッチ

■木曜日or金曜日

筋トレ

ぐらいのスケジュールを組めたら最高ですね。

運動の時間

一度に運動する時間は45分〜60分ほどがいいでしょう。

運動上級者であれば120分ほどの運動にも耐えられるかもしれませんが、運動初心者や少し運動経験がある程度の人は、集中力がもたないと思います。

集中力が切れれば運動中にケガをする可能性が非常に大きくなるため、絶対にやめましょう。

せっかく運動をはじめたのに、ケガをしてマイナスになることが一番馬鹿らしいですし、モチベーションも下がります。

下手をすると、もう二度と運動なんてしたくない!という気持ちにもなりかねません。

まずは「あれ?少し物足りないかな?」ぐらいで運動を終わるぐらいがベストです。

無理せずいきましょう。

1ヶ月で効果は出ない。

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運動を始めて挫折してしまう人のほとんどは、効果が出なかったから。ではないでしょうか?

自分が思っていたよりも効果がなかったり、むしろ逆効果だったりしたら確かにやる気なくなりますよね。

その気持ちはすごくよくわかります。

ですがはっきり言ってしまうと、自己流で組んだ運動のメニューを週に1回、30分程度やったからって、カラダは変わりません。

効果はほぼ0です。

それだったら、毎食後に食べてるデザートを1品減らしたほうがよっぽどカラダに変化はあります。

運動が与える効果は様々で、目に見えないメリットも沢山あります。

それでも、やっぱり目に見える効果がないと頑張れないのが人間です。

運動で目に見えるほど効果をだそうとするのなら、上に書いたように最低でも週に2回の頻度で。

45分〜60分の筋トレや有酸素運動を3ヶ月間は続けてください。

もう一度言います。

3ヶ月間は続けてください。

3ヶ月続けないのであれば、0と同じだと思ってもらってもいいです。

ホメオスタシス(恒常性)

人間にはホメオスタシスという身体を一定の状態に保とうとする傾向があります。

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス英語:Homeostasis、ギリシア語:ΟΜΟΙΟΣΤΑΣΙΣ)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。wikipediaより引用

例えば体温や血圧などが上がった時に、下げようとする現象などです。

では僕らの敵「脂肪」に置き換えて考えてみましょう。

僕たちのカラダが最も避けたいことは「死ぬこと」です。「飢餓」とも言えます。

脂肪というのは、体にとって大切なエネルギー源で、非常時のためにストックしてある、予備タンクのようなものです。

ロックマンで言えばE缶です。

カラダとしては、脂肪はできるだけ減って欲しくないもの。

では筋肉はどうでしょう。

前にお話ししたように、筋肉というのはカラダの中でもエネルギーの消費がとても多いです。

参考記事:脂肪燃焼させたいなら絶対に筋トレすべき4つの理由

多すぎる筋肉は、カラダにとってはできるだけ減ってほしいものとして判断されます。

エネルギーを使いまくる部位は、飢餓を恐れるカラダにとっては邪魔ですよね。

つまり、運動を始めるとホメオスタシスが働いて「脂肪よ減るな!筋肉減らせ!」というなんとも嫌な命令が脳から出てしまいます。

そうならないためにも、運動という行為を「恒常」にする必要があります。

そのためにはやっぱり最低でも3ヶ月は運動を継続しないといけない。

中途半端な運動は、逆にカラダのホメオスタシスを刺激して「もう運動するなよ!」という破滅的な命令を下されかねません。

まとめ

  • 運動の頻度:週に2回〜3回
  • 運動の時間:45分〜60分
  • 運動の期間:3ヶ月以上

できるだけエネルギーを使わずに、飢餓に備えて獲物を狩る時代は終わりました。

僕ら日本人は、幸せなことに食べ物不足で死ぬことはほぼありません。

それでも、人間の体は本能的に飢餓を恐れてエネルギーを蓄えようとします。

自分のカラダと向き合って、運動をする3ヶ月間があなたの人生を豊かにしてくれるのは間違いありません。

正しい知識をつければ「運動」という行為の見方が変わってくると思います。

人間にとって運動(狩猟)というのはごく当たり前の行為であって、むしろ「運動しない」という行為のほうがストレスです。

ちょっと運動して効果がなかったからって、やめてしまうのはもったいないですよ。

次のページ⇒『忙しいから運動する時間がない』を解決する6つのテクニック

それでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

名古屋を中心にパーソナルトレーナーとして活動している『タカヒデキトウ.com』のライター。元調理師、体重110kgという異例の経歴や肥満経験を武器に「クライアントの気持ちに寄り添う」ダイエット指導を得意としている。好きなものは漫画、寿司、ココイチのカレー。NSCA認定パーソナルトレーナー