名古屋のパーソナルトレーナー鬼頭です。
最近の健康ブームやベストボディジャパンの金子賢さんをはじめとした芸能人の肉体改造のおかげで
「どうやらダイエットには運動が必要らしい」
という概念は浸透してきたように思います。
それと同時によく聞くのが
「運動したいんだけど、忙しくて時間がないからな〜」
という声。
運動したほうがいいのはわかってる。でも忙しいからできない。
じゃあ忙しい人は永遠に運動することができないのでしょうか?
そんなことないですよね。工夫すればきっと時間は作れます。
忙しくても運動する習慣をつくることができる6つのテクニックをご紹介します。
①ごく短時間の運動からスタートする
運動できない人の多くは運動することのハードルが上がりすぎている場合があります。
もちろん、できるなら60分前後の運動をしたほうがいいですが30分しかできないからといって効果がないわけではありません。
むしろ
『今日は60分時間が取れないからやめておこう』となるぐらいだったら
『30分しかできないけど軽く運動しとこう』のほうが100倍いいです。
10分でも20分でもいいので、まずは『運動する』という行動に慣れていきましょう。
②週に1回、朝活する
これは僕自身もやっているのですが週に1回はいつもより早起きをして自分自身のために時間を使いましょう。
最近は「朝活」とか言われてますね。
僕は24時間営業のジムの会員なので朝6時から筋トレしたり、読書したり、このブログの記事を書いたりしています。
毎日だと辛いですが、週に1回だと別に早起きも辛くないし気持ちがいいくらいです。
「今日は朝から有意義なことしちゃってるゼ♪ふふふ」ってなります。笑
忙しくて運動する時間がない人は週に一度「朝活」する日を作って運動してみてはいかがでしょうか。
③運動する曜日を決めずに頻度だけ決める
「毎週日曜日は必ず運動する!」というように決まった曜日に運動する習慣をつけることは、一見とてもいいことのように思えます。
だがしかし。
忙しい人にとっては逆効果になることも。
例えば毎週日曜日が運動の日!と決まっていたとして、日曜日に急な仕事が入ったらどうしますか?
「今週は仕事が入っちゃったからしょうがないよな。また来週の日曜日に運動しよう!」
こう思いませんか?
でもこれではダメです。仮にその次の週も仕事が入ったらどうしますか?
結局1ヶ月くらい運動しない日曜日が続いてしまって運動する習慣は終わり。というパターンを僕はたーーーーーくさん見てきました。
なので僕のオススメは『週に〇回は必ず運動する!』という決め方。
1回でも2回でも3回でもいいです。
曜日は固定しないで運動の頻度だけを明確に決めておきましょう。
急な仕事が入らない人や普通に予定が組める人は曜日を固定して習慣化してもOKです。
④できるだけ移動時間を作らない
運動をするのにジムやフィットネスクラブに通うのはすごくいいことです。
ですが移動に時間がかかりすぎるのは良くないです。
忙しい人は睡眠時間すら削っているし、常に時間を有効活用したいと思っています。
『ジムまで移動する30分がもったいない』
『ジムまで行くのが面倒だから行くのやーめた』
これもありがちなパターンです。
なので運動するために必要な時間、特に移動時間は極力少なくする!
そのためには
- 自宅で運動する
- 自宅から移動10分圏内のフィットネスクラブに入会する
- 職場から移動10分圏内のフィットネスクラブに入会する
この3パターンを徹底しましょう。
忙しい人にとってはジムの機材や設備よりも近さ、手軽さ。が大切です。
⑤他人を巻き込む
時間の管理とは少し違いますが忙しい人ほど他人を巻き込んで運動したほうがいいです。
理由は簡単で、自分一人だとサボるのが簡単だからです。
まずは友人に
「来週の水曜日19:00〜一緒にジムに行こう!」
と誘いのメールを入れて約束してしまいましょう。
自分以外の誰かと約束してしまえば、その時間の優先順位は一気に上がります。
少々の用事ぐらいだったら断ってでも運動の時間を確保するでしょう。
友人がいない人(失礼)はマンツーマンのトレーニング(パーソナルトレーニング)を予約してしまうというのも手ですね。
⑥「休む」の概念を変える
忙しく仕事をしている人は休むのが下手な人が多いです。
「そもそも休みなんてない!」って人もいるかもしれませんが、もし明日急にお休みがもらえたらどうしますか?
『いつも忙しくしてるんだから、休みぐらいはゆっくりしたいよ・・・』
そう思っているんじゃないでしょうか。
休みの日にわざわざ身体動かして疲れるようなことしたくないよ。って。
でもその発想、実は間違ってます。
休みの日には、運動をしたほうが疲れが取れます。
アクティブレスト(積極的休養)と呼ばれていて身体を動かすことで疲れを取る方法が実際にあります。
運動して筋肉が動くことで血行が良くなることで、体を動かさずに休んでいる時よりも疲労物質が除去される率が高いというデータがあります。
アスリートやスポーツ選手なども取り入れている積極的休養。
忙しく見える人でも実は上手に休んでいるから運動を習慣にできているんですね。
ただ単に「休む」という感覚を一度変えてみると、運動する時間を増やすことができるでしょう。
まとめ
- ごく短時間の運動から始める
- 朝活を始める
- 曜日を固定せず頻度を決める
- 移動時間を減らす
- 他人を巻き込む
- 休み方を変える
忙しくても運動する時間を作ることができる6つのテクニックをご紹介しました。
運動に限らず「忙しいから」という言葉を使って諦めていることってたくさんある気がします。
でも実は優先順位が低いだけで、時間は作ろうと思えば作れます。
気持ちの問題ですね。笑
参考記事:【運動が続かない人必見】なぜ継続しないと効果がないのか?
忙しい忙しいと言っている間にも、どんどんカラダは老化していきますからね!
できるだけ早めに運動習慣作っていきましょう。
それでは!
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