
こういった悩みに答えます。
この記事をかいている僕はパーソナルトレーナーとして活動してまして、今まで7年間、主にダイエット希望のクライアントをサポートしてきました。


その経験から、1日1食しか食べていないのに痩せない理由を解説します。
またその解決策についてもお伝えします。
読み終わる頃には、
なんで1日1食なのに痩せないのか?
理由がはっきりとわかって、今後のダイエットに前向きになってもらえると思います。
それでは最後までお付き合いください。
この記事でわかること
■1日1食でも減らない理由4つ
- 1食とはいえ食べ過ぎているから
- 消費エネルギーが少なすぎるから
- 実は間食しているから
- 代謝が落ちてしまったから
■解決策3つ
- 食べたものを記録する
- 運動する
- タンパク質を食べる
1日1食なのに痩せない理由①食べ過ぎている
1日1食とはいえ
- ラーメン
- チャーハン
- 餃子
- 青椒肉絲
- とりの唐揚げ
- ビール
- 杏仁豆腐こんな中華料理フルセットを一人で毎日食べていたら、当たり前ですが痩せません。
むしろ太ります。

こんな情報を信用して試す人も多いですが、そのようなダイエット法にはなんの根拠もありません。
1日1食で痩せない理由はシンプルに、1食に全力を注ぎ過ぎて食べ過ぎてしまっている可能性があります。
1日1食なのに痩せない理由②消費エネルギーが少ない
1日で1食分のエネルギーすら消費できていない可能性もあります。
例えば1日1食で食べたカロリーが1,500kcalだとしても、消費しているカロリーが1,400kcalであれば痩せません。
僕のお客さんには通勤が車で、仕事は全てデスクワーク、1日の歩数が500歩以下。
という方がいらっしゃいます。
当然、体を使う仕事の人と同じ消費カロリーではありません。
でも消費カロリーは違うのに食べているものは同じだったりします。
1日1食で痩せないのであれば、運動不足である可能性も高いです。
1日1食なのに痩せない理由③実は間食してしまっている
自分では1回しか食事をしていないつもりでも、実は間食している可能性があります。
よく見逃されているもので言うと
- スムージー
- 野菜ジュース
- 微糖のコーヒー
- ミルクティー
などの飲み物類です。
これらの飲み物は100mlあたり50kcalほどのものが多いです。

そう思われるかもしれませんが、それが大きな勘違いです。
多くの販売されている飲み物は100mlではなく350mlや場合によっては500mlの内容量です。
なので当然、カロリーも100mlの3.5倍〜5倍しなければいけません。
50kcal×5倍=250kcal
250kcalといえば小さめのおにぎり2個分もあります。

1日1食でも痩せないなぁと思っている人は、飲み物で1食分以上のカロリーを摂っているかもしれません。
1日1食なのに痩せない理由④代謝が落ちてしまった

最初はストンと体重が落ちたのに、2週間もしたら全然痩せなくなった。
1ヶ月したら徐々に体重増えてきたぞ・・・?
こういった話もよく聞きます。
なんで最初は痩せたのに、2週間後から痩せなくなったのでしょうか?
理由は最初の2週間で代謝が低くなってしまった可能性があります。
合成と分解
人間の体は合成と分解を常に繰り返しています。
1日に1回しか食事をしないと多くの時間、体は「分解」をしています。(エネルギーが入ってこないため)
その際、体脂肪のみ分解されればいいんですが、ほとんどの場合、体脂肪と同時に筋肉も分解されています。
筋肉(骨格筋)は人間の基礎代謝のおよそ20%を占めています。
1日1食、しかも好きなものを食べているとなると栄養のバランスも崩れがちです。(炭水化物中心とか、甘いものだけとか)
筋肉の材料になるタンパク質が不足することで、筋肉の分解が進み基礎代謝量が減ってしまっている可能性があります。
どうしたら1日1食で痩せるのか?
解決策①食べたものを記録する
1食だけとはいえ、その内容をしっかりと記録しましょう。
「なんで痩せないのか?」
「なんで痩せたのか?」
原因がわかれば対策ができます。
1番いけないのは
「なんで体重が変わったかよくわからない」
という状態。
しっかり食事内容を記録して、自分の体重の推移を把握することが痩せることへの第一歩になります。
解決策②運動する
1日1食で痩せない理由のうち
- 消費エネルギーが少ない
- 代謝が落ちてしまうこの2つは運動することで解決できます。
特に代謝を底上げしてくれる筋肉を増やすような運動がオススメです。
体の中でも特に代謝を上げるのに役にたつ部位は
- お腹
- 胸
- 背中
- 脚
の4つの部位。
腕などの小さい筋肉ではなく、体の中でも大きな筋肉を鍛えてあげることで、消費するエネルギーを上げることができます。
基本的なことですが、1日1食で痩せない人は運動(筋トレ)も取り入れてみましょう。
解決策③タンパク質を意識的に食べてみる
人間は食事の時もエネルギーを消費していて、その消費カロリーは基礎代謝のおよそ10%を占めています。
(食事誘発性熱産生)

引用元:e-ヘルスネット様
この食事誘発性熱産生は食べた栄養素ごとに違いがあり、それぞれの栄養素のみを摂取した場合
タンパク質:30%
脂質:4%
炭水化物:6%
その合計がおよそ10%です。
つまり、炭水化物や脂質メインの食事よりも、タンパク質メインの食事の方が消費エネルギーが多いということ。


1日1食なのに痩せない!という人はタンパク質をメインとした食事にしてみると良いでしょう。
結論、1日1食、続けないと意味がない
色々書きましたが、僕は正直1日1食の食事方法をお勧めしません。
なぜなら続けにくいからです。
例えば旅行などに行っても1日1食をキープできるでしょうか?
お付き合いでランチに誘われたとして、夕食を抜くことができますか?
大事な商談の日に朝ごはんを抜いて出社しますか?(または朝1食だけで耐えられますか?)
僕にはできませんし、多くの人にとっても現実的ではない気がします。
一生続けるなら、効果的
でも実際にお医者さんでも1日1食の食生活を勧めている人はいます。
なので、ダイエット効果はあると思います。
ただし、結局やめてしまえばどんなダイエットも意味がありません。
元に戻ろうとします。(体型も体重も)
一生続けられるかどうか?
ダイエットする際にどんな食事制限をすれば良いか?の判断基準には必須の考え方だと思っています。
まとめ
■1日1食でも減らない理由4つ
- 1食とはいえ食べ過ぎているから
- 消費エネルギーが少なすぎるから
- 実は間食しているから
- 代謝が落ちてしまったから
■解決策3つ
- 食べたものを記録する
- 運動する
- タンパク質を食べる
■1日1食の食事は一生続けるなら効果的
僕の経験から解説してみました。
何かの参考になれば嬉しいです。
それでは!
最近1日1食しか食べてないのに全然体重が減らない・・・
1日1食は好きなもの食べても良いって聞いたことあるのに。
なんで私だけ痩せないんだろう?