『太る理由がわからない・・・』見落としがちなある1つの原因

太る理由2

突然ですが、あなたはなぜ太るのか?の理由がわかるでしょうか。

  • 食べ過ぎたから?
  • 運動していないから?
  • ストレスで・・・?

 

どれも正解です!

正解をみんな知っているのに、太っている人がいなくならないのはなんででしょう?

メタボもメタボ予備群も、年々増加してきています。

 

今日はみんなが見落としているある一つの『太る理由』について書いていこうと思います。

見落としがちな太る理由「加齢」

先に答えを言ってしまうと、みんなが見落としている太る理由っていうのは

「加齢」です。

誰もがみんな平等に歳をとっていっているので、見落としがちなのかな?と思います。

当たり前すぎて、見落としがち。

 

意外と気にしていないですが、なんで加齢によって脂肪が増えてしまうのか?を理解しておけば、今から対策ができますので、ぜひ読んでみてください。

健康に必要な3大要素

猫3匹

厚生労働省が推進している健康に必要な3大要素は

  • 栄養
  • 運動
  • 休養

の3つです。これは聞いたことがあるかもしれません。

気をつけている人も多いとおもいます。

 

でも太る人はいなくならない。

それは、加齢によって基礎代謝が落ちていく計算をしていないからです。

栄養、運動、休養とあともう一つ。加齢によって減っていく基礎代謝を計算に入れることで、肥満の予防ができます。

基礎代謝って何?

基礎代謝って聞いたことはあっても、説明できる人はあんまりいないと思います。

調べてみました。

基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。

消費量は骨格筋、肝臓、脳が半分以上を占める。

ウィキペディアより引用

運動ではなくて、ただ「生きる」ために使われているエネルギーの量です。

■普通に生きていれば消費するエネルギー

■生命を維持するために最低限必要なエネルギー

ですね。

 

この基礎代謝の中でも最も大きい割合(約60%)を占めているのが、骨格筋(筋肉)の熱産生によるものです。

 

なので、筋肉量と基礎代謝量ってのは基本的に比例するようになってます。

筋肉量が減る=基礎代謝量が減る

というのは大げさな表現ではなく、事実です。

40歳を過ぎたら、急激に筋肉量が減る

20歳代の男性の筋肉量は、全体重のおよそ40%になります。

女性では35%。

それが30歳ぐらいから徐々に減り始めて、70歳代では約3分の2にまで減ります。

体重60kgの男性であれば、20歳代で筋肉量が24kg→70歳代では16kgになってしまうということです。

2015-2

参考引用元:横浜市スポーツ医科学センター

 

そして、このグラフは40歳代から急激に減少していきます。

なので

「太ってきたな」

「なんだか痩せにくいな」

「食べてないのに太るなぁ」

などと感じるようになるのは、筋肉が減少し、代謝が落ち、それによって脂肪が減りにくくなっているからでしょう。

食事制限だけのダイエットがNGな理由

ここまでで、みんなが見落としがちな太る理由は加齢

そして、加齢によって代謝が落ちる一番の原因は筋肉の減少だということが、多少理解してもらえたと思います。

次に、食事制限だけのダイエットをしないほうがいい理由についても触れておきたいと思います。

 

ダイエットをしようと思った時に、一番手っ取り早いのは食事制限だと思います。

脂肪を減らす一番の近道は摂取するエネルギーを減らすことだからだし、いますぐ効果がある。

摂取エネルギー<消費エネルギー

この図がダイエットに必須なのは、誰もが理解していると思います。

・食べた分より消費すれば、痩せる。

・食べた分より消費しなければ、太る。

簡単な図です。

 

運動で筋肉を増やすことは、なかなか簡単ではないし、実際辛い。効果が出るのも2、3ヶ月はかかってしまうことから、敬遠されがちです。

 

食事制限だけのダイエットは脂肪を落とすことができますが、同時に筋肉も落としてしまいます。

何度も言いますが、筋肉は基礎代謝の中でも最も大きい割合(60%)をしめています。

その筋肉が落ちるということは、代謝が落ちることにつながり、代謝が落ちることは「痩せにくい体になる」ということです。

 

嫌ですよねー。痩せにくいカラダ。

 

これが食事制限だけでダイエットしないほうがいい一番の理由です。

筋肉が減る仕組み

筋肉減らさない

①食事制限をすると、血糖値が下がる。

②血糖値を上げるために、コルチゾールというホルモンが分泌

③肝臓と筋肉から、タンパク質を分解して糖質を補給

④一番エネルギーを使っちゃう、筋肉から優先して分解しよう!

という順番で、筋肉を減らしていってしまいます。

 

例えば、食事制限だけでダイエットして、体重が10kg減ったとします。

その10kgの内訳は脂肪5kg筋肉5kg、ぐらいの割合でしょう。

どうですか?

嬉しいですか?

 

この質問に

脂肪が5kgも減ったなんて、嬉しい!って思っちゃった人は、体に対する理解が全然できていないので、もう一度このページの1番上まで戻って読み直してください笑

まとめと対策

加齢によって、筋肉が減り、代謝が落ちることで太る。(特に40歳代から)

食事制限だけのダイエットはせずに、運動もちゃんとやる。

これが加齢による肥満にならないために大切なことです。

 

対策としては、

  1. 週に1度は筋肉を落とさないためのトレーニングをすること。
  2. タンパク質をしっかり摂取して、筋肉の材料をカラダに入れること。
  3. 過度な食事制限は、太りやすいカラダを作ってしまうということを理解すること。

 

生活習慣には気をつけているのに、なぜか太ってしまう。

そんな人は、筋肉と代謝について少し考えてみるといいかもしれません。

それでは!

 

運動初心者にオススメのトレーニングはこちらで紹介しています。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名古屋を中心にパーソナルトレーナーとして活動している『タカヒデキトウ.com』のライター。元調理師、体重110kgという異例の経歴や肥満経験を武器に「クライアントの気持ちに寄り添う」ダイエット指導を得意としている。好きなものは漫画、寿司、ココイチのカレー。NSCA認定パーソナルトレーナー